もう、何も考えずに一人で旅に出ちゃいたい!でも1人じゃ不安だしどこに行ったらいいか・・・、いやいや3年に1度は悩む必要ありません。青い海にポツポツと浮かぶ島々で芸術作品を巡る瀬戸内国際芸術祭がオススメです。2016年の今年、開催中。
瀬戸内国際芸術祭とは
公式サイトトップページ(出典元:瀬戸内国際芸術祭 2016)
瀬戸内国際芸術祭は、四国の瀬戸内海の島々を中心として開催される現代美術の祭典です。3年に一度ずつ開催されていて、開催年は春、夏、秋と3会期に分かれて約100日間も続きます。
初回は2010年に開催され、2013年に第2回、今年2016年に第3回が開催されています。
ひとり旅にオススメの理由
男木島で展示されている作品「記憶のボトル」photo by imadoki-trip's
さて、それをなぜいきなりひとり旅にオススメ!と筆者が言っているのかというと、筆者の本格的な初ひとり旅が瀬戸内国際芸術祭だったからです。
それだけ!
ってわけでなく・・・、今では海外でも一人で行けちゃう未来の私からしてみて「初のひとり旅に瀬戸内芸術祭に行ったのはナイスな選択だったな」と思うのです。
その理由を瀬戸内芸術祭の特性とともにご説明していきたいと思います。
芸術祭なので行くべきところが沢山ある
直島 宮ノ浦地区で展示されている作品(出典元:瀬戸内国際芸術祭 2016)
今年の瀬戸内芸術祭では12の島々と高松市のいろいろなところで沢山の芸術作品が散りばめられたように点在しています。
あまり観光地やお寺、絶景とか興味ないし・・・という方でもガイドブック片手になんとなく歩いていくだけで芸術作品が楽しませてくれます。
また、スタンプラリーのように有名観光地を制覇していきたい、というタイプの人ならなおさら楽しめると思います。
気の合う友人となら何をしてても楽しいですが、一人で充実した旅にするには精力的にいろいろなところに行かないと、最初はなんとなく寂しくなってしまうものです。
回りきれないほどたくさんの作品の展示があるので、全く退屈が強くないですよ!
青い海、青い空、小さい島、優しい人々に癒される
男木島の砂浜 photo by imadoki-trip's
瀬戸内海はとにかく美しいです。青い海、青い空にポツポツと浮かぶ島々の美しさには息をのみました。遠くの島が少し霞んで見えるのが良い。夕焼けどきも最高です。
また、そもそも瀬戸内芸術祭は通常観光客の少ない小さな島にも活力が戻ってほしいという願いから企画されているので、もともと観光地ではなかったような小さな島が舞台です。
私は男木島という歩いて2時間ほどで一周できる島に宿泊したのですが、優しい民宿のおばちゃんとビールを飲んだり、島の方にみかんを分けていただいたり、なかなか触れることのない田舎の島での優しさに本当に心が癒されました。
芸術祭中はひとり旅の人も多いので、一人で歩いていても目立ちませんし、島の方はそれを理解して暖かく迎えてくれますよ。
ひとり旅仲間が見つかる
男木島の展示作品だった現代美術的原始人の2人と仲良くなり写真を撮らせてもらった photo by imadoki-trip's
先ほども書きましたが、芸術祭を見に来ているひとり旅の日本人・外国人が多いです。
宿泊先としてゲストハウスや民宿といった完全個室ではないところを選ぶのがオススメです。
私も男木島で泊まった民宿ではおばちゃんと島の青年とビールを飲みましたし、直島からすぐの向島で泊まったゲストハウスでは一緒の部屋だった女の子と翌日に一緒に直島巡りをしました。
ひとり旅が慣れない方にとって一番のネックってご飯だと思います。旅先で、知らないレストランで一人でご飯食べるのって辛いですよね。
でもこういった民宿やゲストハウスでは宿泊者みんなでご飯を食べるのでその時に仲良くもなれますし、みんな芸術祭を見に来ているので「今日どこ行った?あれ良かったよー」といった芸術祭トークで話ができます!コミュ障でも問題無し!
まとめ
今までひとり旅したことがない方にこそ瀬戸内芸術祭に一人で行ってもらいたいです!
一人なら好きな作品にだけ時間を使えますし、興味ない時はサクッと飛ばせますw
とりあえず、公式サイトを見てみてね。
気になった方は公式ガイドブックでさらに詳しく。
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